2007年09月14日発行1002号(2007年9月21日号)

【テロ特措法延長許すな ―緊急院内集会】

 第168臨時国会が開会した9月10日、衆院議員会館で、テロ特措法延長に反対し、安倍内閣退陣を求める市民集会(呼びかけは5・3憲法集会実行委員会)が開かれ、100人を超える市民が参加した。

 福島瑞穂社民党党首は「戦争に協力しないという立場で、テロ特措法がどんな新法に変わろうとも反対していく。インド洋からの自衛隊の撤退を求める」。無所属の糸数慶子参院議員は「日本軍の集団自決関与を否定した教科書改ざんには自民党も含め怒っている。沖縄の新基地建設は許さない」と、9月29日の県民大会成功を呼びかけた。同じく無所属の川田龍平参院議員は「安倍さんに一日も早く辞めてもらうためには、国民の運動が不可欠だ。民意の通じない安倍さんには首相官邸を包囲する行動で”これが民意だ”とわからせていこう」と議員任せにしない運動の力を強調した。

 市民からの「これまで47回、首相官邸に向け撤兵の署名を届けてきた」(平和を実現するキリスト者ネット)「インド洋でイラク戦争の後方支援をしていることを問題にして特措法延長をとめよう」(ピースリンク広島・呉・岩国)などの声をうけ、主催者が、国会と結んだ運動で特措法もろとも安倍内閣を総辞職に追い込むことを訴えた。

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