2007年09月28日発行1003号

【石油法案阻止へ行動強めるイラク民衆 広がる反石油法戦線

反石油法戦線がバグダッドで大規模デモを敢行 / 米軍はデモ隊を挑発

イラク自由会議(IFC) 2007年9月3日】

 反石油法戦線はバグダッド中心部、解放広場の自由モニュメントの下でデモを敢行した。デモ隊は英語とアラビア語で石油法糾弾のスローガンを掲げ、米政権とそのかいらいイラク政府に反対するシュプレヒコールを叫んだ。米軍は30分にわたって集会を包囲し、横断幕を持つデモ参加者の写真を撮った。米軍はまた、人々がデモに参加できないよう交通を遮断し、集会に参加しようとしている人々の間に恐怖心を広げようと試みた。一帯は数百人の警官・国家警備隊員でいっぱいになったが、彼らのうちの多くがデモとそのめざすものに共感を寄せた。

 さらに、何十ものアラブや国内外のメディアが生中継で放送し、デモのリーダーたちにインタビューした。集会では、反石油法戦線議長でイラク自由会議(IFC)執行局長スブヒ・アルバドリやイラク労働者共産党政治局員サミ・ハッサン、イラク労働者評議会労働組合連合(FWCUI)書記ファレハ・マクトフら多くの発言があった。

 デモ参加者は「石油法粉砕。石油法は占領法だ。2600万イラク人は占領法を拒否する」などのスローガンが書かれた横断幕を掲げた。

 このデモは反石油法戦線が開始したキャンペーンの一環である。キャンペーンでは、座り込みやストライキ、大会、さまざまな集会も取り組まれる。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS