2012年03月02日発行 1221号
【2012年国際女性デーのつどい 「99%」「オキュパイ運動」と連帯へ】
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3月8日は国際女性デー。100年以上にわたり、女性の権利実現をめざして戦争に反対し生
活を守る運動の日として引き継がれてきた。2012国際女性デーのつどいへの参加を、OPEN(平和と平等を拓く女たちの絆)山本由子代表が呼びかける。
2012年の3・8国際女性デーは、東京(3/4)と大阪(3/8)の2か所でつどいを持ちます。
今年のテーマは2つ。
ひとつは、世界中で女性たちも立ち上がった「私たちは99%」「オキュパイ(占拠)運動」に連帯していくことです。99%の私たちが1%のグローバル資
本の利益の犠牲になる社会を変えようと、全世界で女性たちが運動に参加しています。
韓国では昨年、非正規職のない社会を作ろうと「希望のバス」運動がおこりました。今年のつどいでは、「希望のバス」を引き継ぐ「希望のウォーク」運動を
報告します。「希望のウォーク」は、解雇されても闘いを続ける非正規職労働者がいる事業所を探しながら「希望を探して歩く運動」です。
日本では、働く女性の半数以上が非正規労働者。正社員と同じように働いていても賃金は低く、いつクビになるかわからない不安定な状態に置かれています。
女性を貧困化し働く女性を使い捨てる社会を変えていく運動にこそ、「希望」を見出すことができます。
福島の女たちと連帯
もうひとつのテーマは、女性たちの連帯で原発をなくしていくことです。
つどいの時期は、3・11からちょうど1年になります。現地福島では、放射能汚染がいまだ深刻なままなのに、「復興」「除染」のキャンペーンが繰り返さ
れています。福島の女性たちは、放射能から命を守るために避難の権利を求め、国と東電の責任を問う闘いに立ち上がりました。
東京のつどいでは、「原発いらない福島の女たち」の黒田節子さんが福島の現状と取り組みを報告します。大阪のつどいでは、2月に福島を訪問して取材した
現地の女性たちの声を映像で伝えます。福島の若い女性たちは「これから結婚して子どもを生むことができるのだろうか」という不安を抱えています。
厳しい状況の中でも福島から声をあげている女性たちと連帯するために、つどいへの参加と同時に、経済産業省前の「とつきとおか」の座り込みと3月10、
11日の福島での集会への参加も呼びかけます。
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◆東京 3月4日(日)リーブラ(港区男女平等参画センター、JR田町)13時開場
連絡先 090-4593-7014 田中
◆大阪 3月8日(木)ドーンセンター(京阪・地下鉄天満橋)18時開場
連絡先 080-3113-2304 山本
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