2016年10月28日発行 1450号

【泊原発止めよう 札幌市の集会に2500人】

 10月8日、札幌市で「さようなら原発北海道集会」(主催:さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会)が開催され、曇り空の下、2500人が集まった。ルポライター鎌田慧さん、上田文雄・前札幌市長など5人が原発廃止を訴えた。

 福島県伊達市から札幌市に避難した宍戸隆子さんは「もし泊(とまり)原発が爆発したら、札幌にも放射能は降り注ぎます。そのとき、身近な人たちを置いて、何もかも捨てて避難するという決断を、今ここにいるみなさんはできますか? 私たちと同じ人たちを二度と生まないよう、泊の再稼働を止めてください」と、避難者の立場からアピールした。

 原発再稼働が強行された鹿児島・川内(せんだい)からは、九州電力に原発停止要請を行った三反園訓(みたぞのさとし)知事を支えようと呼びかけられた。

 集会終了後は参加者全員で札幌市内をパレードし、市民に脱原発を訴えた。

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