2016年11月04日発行 1451号

【雇用共同アクション STOP労基法改悪】

 「安倍の働き方改革にだまされるな! STOP 定額働かせ放題の労基法改悪、首切り自由化、労政審解体」を掲げ、10月19日議員会館前で雇用共同アクションの約100人が座り込んだ。

 主催者あいさつは「安倍政権の働き方改革≠ヘ、全くのまやかしであり、企業がもっとも活動しやすい改革にかわりはない」と批判した。連帯あいさつで共産党小池議員は「この働き方改革実現会議のメンバー構成をみれば、誰にとっての改革か一目瞭然だ」と指摘。会議は、首相、閣僚、経済団体、シンクタンクなどで、労働組合側は連合1人のみという偏ったものだ。

 組合団体からは、電通の女性社員が長時間残業による自殺を労災認定された件にも触れ、「本来なら残業の上限規制などの方向性を出さなければいけないのに、逆に、裁量労働の営業職への拡大、定額残業代ゼロ法案を推進しようとしている」との発言も。

 残業代ゼロ、金銭で解雇自由化など安倍の働き方改革にだまされない、と国会へ向け声を上げた。闘いは続く。

(首都圏なかまユニオン・山口兼男)

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