2017年03月03日 1467号

【オスプレイ・改憲阻止緊急署名集中へ 対話広げる知恵と工夫と意気込みで第1次提出までに必ず2万筆達成へ 関西】

 大阪のつどいで、福島さんは講演の最後で「沖縄の人から『沖縄との連帯』と言うなら、『本土で勝てよ』と言われます」との逸話を紹介し、その具体化として「みずほ塾」を開催することを報告。「とくに2019年の地方自治体選挙に向けて、政治を変えたい、いっしょに勉強し、活動する仲間を全国の議会に送り出したい」と訴えた。

 枚方(ひらかた)市議の手塚隆寛さんが「ともに安倍政権を倒そう」と連帯を表明し、向日(むこう)市議の杉谷伸夫さんや自治体選挙へ地域変革をめざす仲間が福島さんを中央にしっかりと握手。山城博治さん作詞の『今こそ立ち上がろう』を合唱した。

 第2部は2017ZENKOin東京に向けての関西実行委員会。オスプレイ・改憲阻止緊急署名の地域からの取り組み報告と決意表明だ。

 関西では3月5日に関西一斉署名行動を行い、3月27日の第1次署名提出までに2万筆をめざす。

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪は城東区を中心に第1次提出の目標は7千筆。「真実を伝え、世論を変える署名運動としてあらゆる層に働きかけることが必要。土日だけだと当たる人が限られる。スーパー前でも夜も計画すれば午前と違う顔に会える。1週間連続行動も組み込む」と意気込む。

 ドキュメンタリー映画『いのちの森 高江』や『高江―森が泣いている2』の上映会も各地で予定されている。

 3月4日に上映会を開く寝屋川からは「上映実行委員会に参加した人が街頭署名にも立つようになった。街頭でも上映チケットが売れている」と報告。滋賀からは12月ZENKO沖縄連帯行動の参加者が「沖縄で見てきたことを伝えたい」と地元の豊郷(とよさと)町で上映会開催を決めたことが紹介された。

 特別アピールは交野(かたの)市議の松村ひろ子さん。続いて、関電前プロジェクトが2・20伊方原発30キロ圏内自治体要請行動、放射能検診署名実行委員会が3月6日から11日にかけて京都で開催する「フクシマは叫ぶ」写真展への参加協力が呼びかけられた。



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