2017年03月24日 1470号

【衆院東京25選挙区の市民と野党が大集合 平和と暮らしを守る統一候補を】

 3月13日、衆院第1議員会館に衆院選東京25小選挙区の市民と野党が大集合した。各選挙区で「市民と野党の統一候補づくり」を進める市民団体の横の連絡会「市民と野党をつなぐ会@東京」が主催したもので、参院議員会館に設けられた第2会場も合わせて420人が集った。

 主催者によると、東京の野党候補者が一堂に会するのは戦後初めて。全25選挙区の予定候補者が勢ぞろいし、市民とともに記念写真に収まるなど、会場は熱気に包まれた。

 国会議員は長妻昭衆院議員(民進党都連会長代行)と小池晃(共産党書記局長)、山本太郎(自由党共同代表)、糸数慶子(沖縄の風)各参院議員らが出席。都議会から山内れい子都議(生活者ネットワーク)らが姿を見せた。

 すでに25選挙区のうち16選挙区で市民の地域組織が新たに結成されている。これもいまだかつてなかった大きな変化だ。集会でも、主催者から「これまでのえらぶ¢I挙からつくる¢I挙に変わった。ただ投票して文句を言うだけではなく、市民が関わって手間ひまかけて話し合いながら政治をつくっていくのが民主主義」と強調されたほか、各地域からも「4回、円卓会議を持った。野党候補を一本化し、どんなことがあっても石原伸晃(のぶてる)を倒したい」(8区=杉並区)「闘う相手は下村博文(はくぶん)。非常に強いが、横綱白鳳も負けることがある。全力でぶつかって金星を上げたい」(11区=板橋区)など元気あふれる報告が続いた。

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