2017年03月31日 1471号

【大阪で共謀罪学習会と安倍倒せデモ/2017ZENKOin東京 関西実行委】

 「2017ZENKOin東京」関西実行委員会は3月20日、共謀罪学習会と安倍倒せ☆デモを行った。

 永嶋靖久弁護士を講師に迎えた学習会は約100人が参加。共謀罪への市民の関心の高まりを示した。

 「治安維持法は『危険な思想』を処罰した。しかし、現代の治安維持法と言われる共謀罪は『危険な相談』を処罰する。『相談が危険』として処罰する共謀罪は過去3回廃案となった。4回目も廃案にしよう」との永嶋弁護士の的確な解説に参加者は共謀罪の本質の理解を深めた。

 学習会後のデモ行進では「相談しただけで逮捕? ウソやろ!」「テロ対策って大ウソ大ウソ」「密告しあいの恐怖政治」「メールもラインも盗聴されちゃう」「共謀罪 絶対反対」「安倍はヤメロ ヤメロ」のコールで市民に共謀罪の危険性を訴えた。

駅前で知って参加

 実行委員会では「オスプレイ・改憲阻止緊急署名」「共謀罪反対署名」の取り組みを交流。街頭署名での対話をきっかけに学習会に初めて参加した市民が相次いで発言した。

 「鴫野(しぎの)駅前で出会った。介護の仕事をしているが、家族の負担をふやす安倍政権の考え方に疑問ばかりがつのっていた」「きっかけは大阪駅前。署名と週刊MDSに興味を持った。こういう場への参加は初めてで勉強になった。市民の地道な努力、小さな力が政府の暴走を止めていくと感じました。署名集めも初めてですが、仕事の関係先や集合住宅で集めています」

 街頭から市民とのつながりが広がることが参加者の確信となった。「安倍政権を許さない! 怒りの声を全国から!」を合言葉に開く3・27ZENKO中央行動への意欲が高まった。署名目標2万筆を達成して、中央行動を成功させることを確認した。

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