2017年04月14日 1473号

【辺野古埋め立ては違法行為/岩礁破砕許可は期限切れ 工事の即時中止を/沖縄・一坪反戦地主が新宿で訴え】

 辺野古の海の埋め立てに必要な沖縄県知事の「岩礁破砕許可」が3月31日、期限切れとなった。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックは同日夜、雨の中、週末の新宿の街に「工事は違法だ」「即時中止せよ」の声をとどろかせた。

 共同代表の大仲尊(たかし)さんは「日本政府は許可申請は必要ないと言う。今までの政府見解をも変えるものだ。『法治国家』と言えるのか。日本政府の沖縄に対する差別政策は連綿として続いている」と憤る。「翁長知事が埋め立て承認撤回を明言した。これに対し菅官房長官は知事個人に損害賠償を請求するとめちゃくちゃなことを言っている。翁長知事に対する恫喝であり、沖縄県民に対する恫喝である。断固として糾弾する」

 沖縄からは平和運動センター事務局長の大城悟さんが電話を通じてメッセージ。「あす、辺野古のゲート前座り込みは1千日を迎える。私たちは必ず新基地建設を止める。東京はじめ全国のみなさんの力が沖縄を奮い立たせている。山城さん保釈に向けた大きな声援に厚く御礼申し上げたい。本当の平和、真の民主主義、真の地方自治を確立するために共に頑張ろう」とアピールした。



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