2017年04月21日 1474号

【サンゴをつぶすな! 海を殺すな 辺野古実が首都圏集会開く】

決してあきらめない

 沖縄の人びとの決してあきらめない闘いに連帯し、差別を許さず、本土に住む者自らの問題として受けとめた取り組みをさらに大きく広げようと、辺野古への基地建設を許さない実行委員会は4月8日都内で、首都圏集会を開いた。240人が参加した。

 沖縄からヘリ基地反対協議会共同代表の安次富(あしとみ)浩さんが「辺野古・高江・沖縄のいま」と題して報告。「今の闘いがすべて、と勘違いしている人がいるが、20年の闘いの中で翁長知事が私たちの現場にまで来てあいさつするようになった、ということが大事」と97年12月の名護市民投票の勝利以後20年の歩みに触れ、「沖縄差別を打破し、自己決定権を確立する。非暴力不服従闘争で平和的生存権を獲得する。沖縄が日米両政府による侵略戦争の加害者側に立つことを拒否する。東アジアの人びとと共に、東アジアの平和的共同体を創る」と決意を述べた。

 神奈川、千葉・習志野、東京・練馬など首都圏各地域からの報告や、生物多様性・生態系の保護、基地建設を請け負うゼネコン抗議、警視庁機動隊の沖縄派遣を許さない住民訴訟、沖縄ヘイトのデマ番組を放送した東京MX抗議など多彩な運動の報告が続いた。

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