2017年08月04日 1488号

【ショボ目ときどきギョロ目(2)メシは何のために喰うのか】

 タラコふりかけパウダー、玉子豆腐(かいわれ大根付き)、豚肉と茄子の煮物、全粥400c、牛乳=1600カロリー、塩分6cの朝食を平らげ、家に帰った。原発難猫ロックは不満げだ。それもそうだろう。クソ暑い中、お抱えシェフの私が、「脳梗塞」を口実に病院で避暑。11日間も職場放棄をしたのだから。

 お詫びを兼ね、いつもより丁寧にメシをつくった。戻しワカメ、ちぎり目刺、釜揚げシラスで下味をつけたスプーン1杯の白飯に、カツオのナマリ節、カニカマ、生チクワのトッピング。がつがつ食べるロックを見ながら、溜まっていた新聞を開く。

 なんだ、これは!

 6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。レストラン「WASHOKU 蒼天」で曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK解説副委員長、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、田崎史郎・時事通信特別解説委員と食事、10時10分、東京・富ヶ谷の自宅。(朝日新聞7・13「首相動静」)

 おい、おい。一昨日の共謀罪法施行のご苦労さん会かい。同じ紙面のトップ見出し「首相 追い込まれ出席 加計学園閉会中審査」がしらけて見えるぜ。

 悔しいから、「蒼天」のホームページを覗いてみた。

【個室・ディナー】懐石料理 1名さま15000円から 前菜・お吸い物・お造り・煮物・焼き物・蒸物・食事・デザート

 「アベの餌まき」は、つとに知られたこと。曽我、山田、田崎諸氏ら「同窓会グループ+α」の顔ぶれも、今さら驚かないけれども…やはり、これは何だ〜!である。哲学者の鷲田清一さんが述懐していた。

 どんな詭弁、強弁、虚言にも、どんな隠ぺい工作にも、ごり押しにも、「ああ、またか」「やっぱりだな」となれっこになっているじぶんに気づき、愕然とすることがある。知らぬ間に「許容不能」の水準がわずかずつ下がっていたことに。(5/26東京新聞)

 食い物の恨みじゃないが、今夜はロックと1人1匹、ギョロ目だ。

(南相馬市の原発難民 村田弘<ひろむ> 7月23日記)

そりゃ、生きるためだろ (これは正月の特別メニューだよ)
ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS