2017年08月18・25日 1490号

【ZENKOワンデーアクション/4電力会社に要請と抗議】

 原発再稼働を次々に行う安倍政権の横暴は許されない!7月28日、「原発はベースロード電源」として自社の利益のために福島を顧みない4電力会社に「原発再稼働をやめろ」と、霞が関周辺を要請してまわった。

 伊方原発30キロ圏内自治体要請をともに行っている門田さんたちも参加した。「子どもが安心して走り回れる生活環境を残したい。四国電力にひるむことなく原発反対をつきつけていく」と言う門田さんの言葉は力強かった。

 九電は、原発温排水のために生態系が破壊されるとの指摘に「あまり影響はない」とでたらめな回答。東電前では、参加者約40人が担当者を取り囲んだ。「福島事故から学べば原発は動かせないはず。事故の原因を究明し、廃炉へ専念しろ」「第2原発が1日1回ベントの状態とは?」など要請。質問を読み上げて手渡し、東電から「必ず文書回答する」という言葉を引き出した。コールも響き渡った。関電は部屋の内外に4人も配置して警戒する物々しさ。不遜な態度に怒りがこみあげた。

 相手と直接対峙することで、これからも原発を止めていく闘いへの決意をさらに強めた1日となった。

(全交・関電前プロジェクト 秋野恭子)

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