2017年08月18・25日 1490号

【つなぐ むきあう ぐろーばる/ZENKOコンサート【紡】/音楽に国境はない 私たちはひとつ】

 2017ZENKOin東京のコンサート(7/29)は、「つなぐ」「むきあう」「ぐろーばる」の頭文字を連ね「紡(つむぐ)」と銘打って催された。司会を務めた末武あすなろさんに報告を寄せてもらった。

 はいたーい! 佐渡産、新潟育ち、秋田の劇団わらび座経由、東京在住、沖縄大好き、末武あすなろ、あすなろでーす! 本名です!

 この度、2017☆ZENKOコンサート【紡】の司会を担当しました!

 【紡】に託した思い「つなぐ、むきあう、ぐろーばる」は、まさに私の生き方そのものです!

 舞台と客席を繋ぐ愛の架け橋であり続けたい。大好きな人同士を繋げたい。

 自分自身と向き合い、受け入れる、認める。周りの人に対しても、それを実現したい。

 私にとって、国籍も民族も宗教もなく、性別や年齢も有って無いようなもの。

 命や立場は対等であり、妥協も遠慮もいらない。

 義務や強制ではなく、衝動に駆られて、自発的に、主体的に、具体的に、建設的に…。

 そんな思いを凝縮したのが【紡】です。

 広く深く人々が関わり合い交錯する様を見事に表しているなと、自画自賛☆

 得意のあいうえお作文で、紡を分解し、再構築してみました!

 目で見てシンプル、声に出して読みやすい、今回のコンサートだけで終わらせるのはもったいない! 上出来! アッパレ!

 さて、音楽や演劇、舞踊、芸術、芸能は、人間の営みになくてはならないものだと、先の震災で感じた人も多いと思います。

 被災地域の郷土芸能の底力をまざまざと見せつけられました。

 人の心をひきつけて離さない、まさに心臓を鷲掴みにする、そんな魅力が東北の各地にあり、世界中にあふれています。

 生活感があり、生きることと密接です。

 音楽は共鳴し、調和します。

 特別なことなんかじゃなく、毎日の暮らしの中で実現できることです。

 理不尽で不条理なことに声を上げ続けるのは、楽なことじゃないと痛感しています。国会前に行くのもデモも座り込みも、1日でも早く終わらせたいから、いま取り組んでいます。

 目の前にいる人に元気になってほしい、笑顔が見たい、笑い声が聞きたい、私のできること、やりたいことはそれだけです。

 コンサートを通して、同世代の音楽に携わる大好きな友だちと、大好きなZENKOのみんなが繋がって、同じ空間にいたらオモロいだろうなと思い、高江に来る機動隊に語りかける歌『地球が回って生んだ種』を作った“ちゃる”と、新宿西口で開催した「共謀祭〜SHALL WE 共謀!?」(政治家や各界の有識者、アーティストたちが集結して都会のど真ん中で行う新感覚の野外イベント)の主催兼出演者である“DJ Norique”を誘い込みました。

 DJ Noriqueのステージは思い描いた以上に盛り上がり、客席参加型の一緒に作り上げるコンサートは大大大大大成功☆

 ちなみに、舞台上手のヤンバルクイナ帽を被り、着物姿で踊っている絵のモデルは、私だそうです! 光栄すぎる! 若菜画伯ありがとう☆★☆

 ここで私のイチオシ、韓国のモムジッ宣言です!

 笑顔満点、踊って楽しい、歌声も聴き惚れる!

 「これ、国会前でやりたい」と思った人、私以外にもいるんじゃないでしょうか!?

 フェアウェルパーティーでも、みんなで歌い踊り笑い、私はすっかり虜に♪

 そんな大好きなモムジッ宣言が、ZENKOの感想の最後に「『つなぐ、向き合う、グローバル』心に届くスローガン」と綴ってくれました!

 音楽に国境はない、私たちは、ひとつだ!

 それを【紡】で実現できました!

 これは新たな一歩、大きな一歩だと思います!



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