2017年10月13日 1497号

【市民の力で野党共闘再生を/市民連合あだちが宣伝行動】

 民進党前原と希望の党小池による野党共闘つぶし・改憲別働隊づくりに抗し、市民主導で改憲阻止の野党共闘再生をめざす動きが強まっている。

 東京13区(足立区東部)では10月1日、北千住駅西口で行われた「市民連合あだち」の宣伝行動に北條(きたじょう)智彦、共産党・そぶえ元希両予定候補が参加した。北條さんは「民進党の公認を外されたが、離党届は提出していない。希望の党にも公認申請をしていない」と報告し、「リベラル派を排除・選別する考え方にものすごく反発を覚える。私はど真ん中に道を敷いていきたい。そう時間をかけずに自分の立ち位置をはっきりさせる。市民の皆さんと一緒に歩んでいく」と決意を表明。大きな拍手を浴びた。

 7月の都議選足立選挙区で初当選した共産党の斉藤まりこ都議、民進・共産・無会派の足立区議5人もかけつけ、市民が主役になって共闘の強化を、と訴える。無所属市民派の土屋のりこ区議は「希望の党に希望は全くない。本質は絶望の党だ。市民の権利をないがしろにし、戦争に向けた国づくりをし、憲法を変える。そんな党に私たちの一票は入れられない」と力説した。

 市民連合あだちでは今後、呼びかけ人を拡大するとともに、「選挙活動連絡会」を設けて情報交換・活動調整を行い、9条改憲NO!3000万署名の活動を全区的に強化していく。

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