2017年10月20日 1498号

【改憲とめる選挙公示/市民・野党共闘候補とともに】

 第48回衆議院議員選挙が10月10日、公示された。全国で進められた改憲阻止への市民・野党共闘候補擁立の奮闘を受け、いよいよ本番。12日間の闘いがスタートした。

大阪9区/市民と改憲とめる/服部良一候補出発式

 10月10日公示日大阪9区の社民党服部良一候補の出発式は、改憲阻止へ市民と野党の共闘を象徴するものとなった。

 午前9時阪急茨木市駅前、共産党辰巳孝太郎参院議員など各党代表のエールが続き、立憲民主党の辻元清美前衆院議員もメッセージ。市民や支援者約150人が声援を送る。9区の市民連絡会は、聴衆と一体のコール「9条変えない、9区に変える/服部さんと、憲法生かす」で励ました。

 服部さんの第1声は「野党統一が実現した」。「各政党、市民の努力に感謝し、責任をひしひしと感じている。9条は私の人生そのものだ。自公、希望、維新らが勝てば改憲。絶対に許してはならない」と力を込める。「安倍首相には言葉通り辞めてもらおう。今政治を変えるために、全力で走りぬく」と選挙戦本番スタートの決意を語る。

 支援する地元の市民や全交メンバーもエンジン全開だ。2日間で4万5千枚の政策チラシを茨木市内に配布。服部さんの各駅頭朝立ちにも連日10〜20人が支援に駆けつけ、名前の浸透に奮闘する。服部さんに話しかけ、握手していく市民も増えてきた。

 支援者らはただちにポスター貼りや電話での対話に。憲法生かそう茨木市民の会の山本よし子さんは「電話、ねり歩き、やることは山ほどある。みんなが服部さんになって」との支援を呼びかける。

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