2017年10月20日 1498号

【改憲とめる選挙公示/市民・野党共闘候補とともに/滋賀/全4区で統一候補実現/“明るく楽しく元気よく”】

 滋賀では、「市民の会しが」や「1区つなぐ会」など市民連合の取り組みの中で、改憲・戦争法賛成を踏み絵にする希望の党は共闘対象ではないことを確認し、改憲と戦争法、原発に反対する市民と野党共闘を求め野党との調整も含め対応してきた。その結果、滋賀1区は社民党県代表、2区は市民の会しが事務局長、3、4区は共産党候補を擁立し、全4区で市民と立憲野党の統一候補を確定し、総選挙勝利をめざすことになった。

 10月7日、大津市で1区つなぐ会の主催で1区の小坂予定候補と野党の決起集会が70人で開催された。小坂予定候補は「戦争経験もあり、市民のみなさんと一緒に戦争する国には戻さない」と決意。

 翌8日には、JR草津駅前で街頭演説会がもたれた。共産党小池書記局長、社民党野崎近畿ブロック副議長、新社会党岡崎委員長と4区の候補者らが次々とマイクを握り、「西の維新、東の希望に負けるわけにはいかない」と訴えた。最後に、弁士と聴衆が一緒に「安保法制、絶対廃止」「憲法変えるな、政治を変えろ」とコールを響かせた。

 滋賀県では、全4区で野党統一候補を勝利させる決意で、明るく楽しく元気よく市民と立憲野党が一体化した選挙が始まった。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS