2017年11月17日 1502号

【憲法こわすな 戦争アカン/大阪総がかり2万人】

 同日、大阪でも「9条改憲を許さない! 戦争も、核兵器も、辺野古新基地もいらない アベ政治を終わらせよう! おおさか総がかり集会」で市民2万人が声を上げた。

 強調されたのは、自公3分の2を許したが、新たな市民と立憲野党の共闘と3000万署名運動の力で改憲発議は止められることだ。来阪した9条改憲NO!市民アクション発起人の佐高信さんは「加計も、北の脅威≠フ利用も、9条改憲もノー。アホノミクスと一体の改憲を止めよう」と連帯アピールした。

 市民との共闘で総選挙を闘った立憲野党が勢ぞろい。社民党服部良一元衆院議員は「大阪9区市民と野党の統一候補として闘い、多くの市民に応援いただいた。いよいよ9条改憲が出てくるが、世論も反対多数。絶対許さない」。立憲民主党辻元清美衆院議員が登壇し、「憲法審査会メンバーとなった。これから本番、野党の力を合わせて闘う」と決意を述べた。

 森友疑惑追及、辺野古新基地反対などに取り組む市民のアピールを受け、参加者は「憲法こわすな」「戦争アカン」と一斉コール。カンパ隊など運営を支えたZENKOは、会場前で3000万署名とともに団結まつりも呼びかけ、多くの協力が寄せられた。

Copyright Weekly MDS