2018年01月19日 1510号

【関電本店前年越しアクション 巨大年賀状も作成/高浜止めろ、大飯動かすな/改憲・戦争ノー 核兵器禁止条約を】

 ZENKO関電前プロジェクトの関電本店前年越しアクションは12月31日夕刻、安倍政権と関電に対する抗議声明文、コールで始まった。

 安倍政権には「戦争でなく対話解決を。戦争する国づくり、憲法改悪をやめろ。原発輸出をやめ、核兵器禁止条約を! 平和を脅かす安倍政権を私たちは絶対に許さない」。関電には「高浜を今すぐ止めろ。大飯を再稼働するな。電力会社の利益のために生命と生活を犠牲にすることは許されない。電気を安全に供給する社会的使命を、自然エネルギーへの転換を」と訴えた。

 関電前プロジェクトの1年間の活動報告を皮切りにプログラムは盛りだくさんだ。大飯・伊方原発30`圏自治体要請、福島激励訪問団、放射能健診100万人署名による厚労省・環境省交渉などが続く。広島高裁の伊方原発差し止め決定や医療問題研究会・森医師からの甲状腺がん多発、周産期死亡率増加などの解説、ZENKOの活動振り返り、韓国ミリャン住民の原発送電線建設阻止闘争などなど。

 関電岩根社長あての巨大年賀状をみんなで作成。「月桃の花」歌舞団のエイサーと歌、沖縄・韓国との連帯の歌、3000万人署名の歌と盛り上がる。連帯アピールは反原発自治体議員、原発輸出反対コアネット、リニア市民ネットなど多岐に渡った。

 18時から元旦1時前まで7時間近く約50人が参加。手料理の差し入れやお酒もあり、学習し楽しく交流し、新年の決意表明もある充実した時間が持てた。初めての参加者は「楽しく活動している。勉強もできてよかった」と話す。

 全原発停止・廃炉を求める反原発運動を中心に、改憲・戦争反対から貧困反対まで、国際連帯とトータルな闘いで安倍政権を打倒していくことを改めて確認した年越しアクションとなった。

(関電前プロジェクト・秋野恭子)

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