2019年07月05日 1582号

【滋賀/参院選1人区勝利へ市民と野党共闘結成/前知事かだ由紀子さんとともに】

 6月21日、滋賀の地で市民と野党共闘の旗が打ち立てられました。安倍9条改憲NO、立憲主義を回復し、安倍政治を終わらせようと「市民と野党の共闘勝利!総がかり行動・しが」の結成総会です。ZENKO滋賀他5つの団体の呼びかけに、多くの市民が参加。参院選勝利を誓いました。

 「総がかり行動・しが」は参院選の主要政策として「憲法を守り、貧困と格差を是正し、戦争と原発のない社会を作ります」との提言を行っています。前滋賀県知事嘉田由紀子さんは「市民の政策提言は中央の政策協定と同じ方向性と受け止める」と歓迎しました。統一候補予定者「かだ由紀子」の誕生です。

 かだ候補は決意表明で、「憲法を守る、原発をなくす」ことを真っ先にあげ、「相手は軍艦で、我々は手こぎ船。でも、ひとり一人がこいでいただける。選挙は熱伝導だ。鉛筆もったら『かだ由紀子』となるように頑張りましょう」と訴えました。

 総会には、野党5党(国民・立憲・共産・社民・新社会)の滋賀県代表も参加、市民との共闘の力で勝利する決意が表明されました。

 勝利のポイントは何か。記念講演「野党共闘のプランディング」と題して中野桂・滋賀大教授は「自民党支持者以上に無党派層は多い。この無党派層から信頼と共感を得ることだ。組織票を固め、そしてもっと無党派層の支持を得ていくことが大事」と強調しました。

 「総がかり行動・しが」は公示前の最大の結集点として6月30日に「市民と野党とかださんの元気集会in滋賀」と銘打って街頭演説集会を開催します。お知らせチラシ3万枚を1週間で地域配布し、かだ候補の浸透をはかろうと奮闘しています。

 安倍政権は強がっていますが、市民の決起を恐れています。32の1人区のひとつである滋賀の地で市民の決起を生み出し、かだ由紀子さんを必ず勝利させます。

  (ZENKO滋賀・I)

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