2019年08月02日 1586号

【議会を変える、市民と変える "憲法いかし福祉のまちに" 3期目へ 京都府向日市議 杉谷伸夫】

 7月28日告示、8月4日投開票の向日市議選に、3期目をめざして立候補します。

 私の訴えは「憲法いかし、福祉のまちを」。5月から西向日駅前に開設した事務所の壁に大書きした横断幕を掲げ、市民にアピールしています。国政でも市政でも、憲法を書き換えようとする動きと闘い、憲法の理念である市民主権・平和主義・基本的人権の実現をめざすこと、開発優先で国保や子育てなど福祉施策が犠牲になっている市政を変革することを訴えています。

 この間、市民の方々との対話活動を続けてきました。多くの方々と初めて言葉を交わし、いろんな声を聞きました。昨年の台風で被災した方からは、大規模な損壊でない限り公的支援が全くない現状は市民に冷たすぎるとの切実な訴えを聞きました。子育て世代の方々からは、子どもがのびのびボール遊びできる公園が一つもない! と、対策を求める声を多くいただきました。

 私の議員活動報告と市政や国政に対する意見を載せた『杉谷ひろば』というニュースを毎月発行し、8年間多くの市民に届け続けてきたことが大きな力になっていると感じています。初めてお話しする方にも、「いつも届けてくださってありがとう。楽しみに読ませてもらってます」と、親近感を持ってもらえます。私に期待を寄せて下さっていることを感じます。いただいた意見をしっかり受け止め、必ずその願いに応える取り組みをしたいと思います。

 こうした市民のみなさんの生活を支援し、福祉を充実させるためには、まさに「軍事費削って福祉に回せ!」「税金は金持ちから取れ!」です。財源はあるのです。市民の生活を支える自治体の責務を果たすために、安倍政治を止め、憲法をいかす政治に変えなければなりません。

 向日市議会は、これまで憲法改悪、沖縄新基地建設などの国の悪政に対して「待った!」をかける意見書をたびたび可決してきました。特に沖縄の新基地建設問題では、「安全保障の問題うんぬん以前に、地方自治の否定、民主主義の否定である」という私の訴えを受け止めて、「新基地建設をやめよ」という趣旨の意見書を幾度にもわたって可決し、国に提出してきました。現在の向日市議会は、このような基本理念を共有できる議員が多数を占めています。しかし今回の選挙では、現勢に対して自民党系などの候補が議席増を狙って立候補の見込みです。安倍政治に無批判に追随する議員が議会の多数を占めることのないよう願いつつ、まずは自分自身が大きく前進し、当選するよう全力を尽くします。 (7月21日) 
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