2019年08月16・23日 1588号

【8・15日韓市民共同行動へ 民衆連帯と民主主義的社会主義を手に 地域に平和と民主主義を広げよう 2019ZENKO実行委員長がアピール】

 2019ZENKOin東京は、平和と民主主義が貫かれた社会のために集うすべての同志の皆様の惜しみない努力により、大成功となりました。ありがとうございました。

 ホルムズ海峡への自衛隊派兵、韓国への経済制裁、辺野古新基地建設、原発推進、弱者切り捨てなど、安倍政権による国家暴力が公然と行われ、民衆は分断と排外主義に苦しめられています。そんな情勢の中で、国境を越えた民衆同士の連帯の力で平和をつくりだすことが手だてであり、民主主義的社会主義が社会を変える展望です。この手だてと展望を両手に、ドアノッカー活動を通じて一人ひとりに働きかけつながり、地域から平和と民主主義の陣地を広げていくことを皆で確認しました。

 特にZENKOが初めて招請したDSA(アメリカ民主義的社会主義者)のビル・イェィツさんによる訪問活動の具体的な実践報告は、これから戸別訪問をさらに広げていく私たちの活動に大変参考となるものでした。イラク、フィリピン、韓国、沖縄の同志から世界中で暴力による民衆の搾取が進んでいることが報告され、それぞれの地で闘う民衆連帯の力で社会を変えていく決意を固めました。

 また、青年が全面に出て奮闘し創りあげたZENKOでした。各集会の責任、司会、発言、基調作成、組織化を青年層が担い、あらゆる場面で持てる力を出し切り、成功につながりました。交流会や歌、ダンスを通じて、日韓の青年がともにグローバル資本の下で苦しめられていることを確認し、少しずつ積み上げてきた韓国の青年との連帯がより深いものとなりました。

 ここからが闘いの始まりです。最初の共同行動、8・15日韓市民共同行動を実現し、それぞれの地で平和と民主主義の陣地を広げましょう。安倍政権を倒し、9条改憲を放棄させ、辺野古新基地建設を中止させ、原発のない、非正規雇用のない、差別のない平等で尊厳の守られる社会をめざしていきましょう!

(2019ZENKOin東京全国実行委員長・河辺友洋)

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