2015年04月10日発行 1374号
【指定管理者制度導入に反対 市民の声を聞かない議会を変える 枚方市議・手塚たかひろさん】
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昨年3月、枚方市当局から、学習市民センターと図書館分室が併設されている6施設を一体として管理運営を指定管理者に任せ市職員をすべて引き上げるとの案が出された。
何度か開かれた市民の意見聴取会では、「市職員が一人もいなくなると、地域から市民活動をつくる場としての生涯学習市民センターが変質する」「住民のニーズを捉える場所としての図書館分館の役割を果たすことができなくなる」「民間活力を導入して何がよくなるのかわからない」とほとんどが反対意見だった。しかし、市は反対意見を聞かずに導入に向けて突き進み、多くの議員は容認している。
私は何度も反対の立場で討論を行ってきた。また、昨年の9月議会、12月議会 今年3月議会と反対請願の紹介議員となり、市民と運動をともに進めてきた。
ところが、3月議会では、「以前に否決されたのに、なぜ今回も請願議員になったのか」と、あたかも請願を紹介した私が悪いかのような質問が2人の議員から出された。
指定管理者制度導入に多くの市民が納得していないから、何度も声を上げ続けている。この声に応え、市民の請願権を保障するのは議員の仕事だ。市民の当たり前の声を保障をしようとしない市議会を市民とともに変えたい。
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