2015年10月02日発行 1397号

【議会を変える 2950票で当選 若い力で変える 交野の健やかな未来をつくる会代表 松村ひろ子】

 このたび9月13日投開票の大阪府交野(かたの)市議会議員選挙で、2950票を得、当選させていただきました。若い風を市議会に入れようという思いに共感してくださった方が集まった手作りの選挙でしたが、後援会をはじめとする一人ひとりの働きかけで支援の輪が広がっていくことを実感できた選挙でした。

 私が訴えたのは、女性・若い世代の声を集め、市民一人ひとりの声が届く全員参加のまちづくりを実現したい、しがらみのない立場で行政と市民のパイプ役として働きたい、ということでした。

 交野市では、親の地盤を受け継いだだけの二世議員や、政党・団体の看板で事足れりとする議員が議会大多数を占めていて、交野の将来に明確なビジョンを持って政策を訴える議員は少数でした。そのため、私が街頭で演説をしていると「若い力で交野市議会を変えてほしい!期待しています」との応援の声を多くいただきました。

 今回は立候補者19名のうち9名が新人で、30代の若い候補者が多く、世代交代を感じさせる選挙でもあったと思います。同年代で手伝ってくれた仲間は、今回初めて選挙の手伝いをした人がほとんどです。「これまで政治は年寄りの方がしているイメージがあったけれど、自分と年が近い人が頑張っているから応援しようと思った」という声があり、国政だけでなく若い世代が政治に関わる動きを交野でつくることができたことをうれしく思っています。

 政策で他の候補と違っていたのは、平和・いのちを大切にしたい、市民のすべての生活の基本に平和があるとの思いから「安保法案への反対」、また市民と同じ目線で政治に携わりたい思いから「議員報酬4分の1削減」を公報に明示させていただきました。

 これらの公約の実現をはじめ、交野の子育て・福祉・地域活性化に力を入れ、未来を見据えたまちづくりを市民の皆様とともにスタートしたいと思っています。そして、若い世代をはじめ多くの人にとって生きやすい社会に世の中を変革する一翼を担うために、これからも一層頑張ります。

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