2016年04月01日発行 1422号

【戦争法廃止2000万人署名 あなたの街の隅々から】

沖縄/沖縄戦を繰り返さない≠ニ118筆

 ZENKO沖縄では、毎月行われる辺野古連帯ツアー中に、キャンプ・シュワブゲート前のテントなどでツアー参加者と一緒に2000万署名を集めています。また、これまでは、郵送やメールでの呼びかけが中心でした。

 さらに、街頭で署名活動をアピールしようと3月12日、13〜17時の4時間、那覇市内のデパート「パレット久茂地」前で4人で署名行動をしました。2000万人署名の118筆だけでなく、辺野古の基地建設断念を求める署名106筆も同時に集まりました。

 那覇市無防備地域宣言条例制定への署名活動でつながった方が街頭に駆けつけてくれました。「71年前の沖縄戦経験者は、どんどん署名してくれる。笑顔で声かけしよう」と語ります。

 署名は、沖縄戦を学んだ小学生から、戦争体験者、中国人観光客まで様々な方の協力がありました。驚いたのが、声をかけなくても自分から来て署名する人がいたことです。安倍の暴走や翁長知事に対する右翼のヘイトスピーチに怒っている人がいます。「若い人が頑張っているのは力強い」「ゲート前に行ってきました。頑張ってください!」と飲み物やお菓子の差し入れもあり、若者や地元の9条の会の方と会話も広がりました。

 15筆分ずつ入れた封筒5つも渡しきったので、次回は増やして広げようと思いました。

(ZENKO沖縄・比嘉勝子)


広島/改憲阻止と共に訴え 地域にも浸透

 3月20日、3回目の2000万署名街頭行動に取り組んだ。久しぶりの好天で本通り交差点はいつにも増して多くの人通りでにぎわった。

 交差点のはす向かいでは公明党青年部が軽減税率の導入を必死に宣伝している。私たちは「自民・公明両党の強行採決で成立した憲法違反の戦争法を一日も早く廃止に」とマイクの音量を上げた。今回は、自民党の憲法改正草案にある緊急事態条項の危険性も特に強調した。参院選で改憲を争点にすると公言する安倍首相に対し、この2000万署名で安倍戦争内閣を退陣に追い込もうと訴えた。

 県内では、「戦争法廃止!ヒロシマ実行委員会」という市民運動の共闘組織が作られ、毎月の19行動を軸に全県で街頭署名や宣伝、団地ローラー作戦などが取り組まれている。道行く人の中には「もうしましたよ、がんばってください」と声をかけてくれる人もいて、徐々に署名が浸透していることがうかがえた。

 ZENKO広島は3月末の全交連帯沖縄ツアーに合流する。基地建設阻止の闘いと結んで、さらにこの署名を広げようと話し合っている。

(ZENKO広島・日南田成志)


東京・荒川/荒川アクションに117人が参加

 2000万署名荒川アクションを3月20日、行いました。117名の参加で257筆、うち私たちが集めたのは46筆。都電町屋駅頭という人の足が速い中で、よくとれたものだと思います。画期的な取り組みになりました。前もって政党や区議の方を訪ねて準備し、言いたいことを言い合える実行委員会を開いたことが実を結びました。

 子どもたちに渡せるものをと、「僕は戦場には行きたくない」という200個のメッセージ風船を作りました。共同で準備することで、お互い近しくなることができました。4月17日にも同じ場所で第2回のアクションを行うことが決まっています。

 団体回りもしています。40筆をすぐ届けてくれた朝鮮学校には、卒業式のお祝いメッセージを送りました。27筆を集め、さらに取り組んでくれている教会もあります。

 安倍政権はおかしいと思っている市民一人ひとりの思いがつながり合えるような共同の取り組みができ始めています。

(ZENKO東京北部・高瀬幸子)

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS