2016年04月01日発行 1422号

【3・17大阪春闘総行動 なかまユニオンの3争議も参加】

 3月17日、おおさかユニオンネットワークの春闘総行動になかまユニオンの3つの争議が参加しました。大阪市入れ墨調査拒否者への不当処分、「君が代」不起立処分、マリーマーブル・ノバレーゼセクハラ事件です。

 今年の行動は、八尾・大阪空港・三宮と行動エリアも広がり、昨年より多い11の組合や争議が参加しました。

 NTT西日本(電通合同労組)からスタート。「安心できる介護を!懇談会」の大阪労働局申し入れ、雇い止め事件への要請(電通合同労組)、組合つぶしへの抗議(ユニオン全労協)と続いた後、大阪市役所に集結。ストライキで参加したゼネラルユニオンと私たちなかまユニオンの事件の要請行動を行いました。

 教育委員会に対しては、松田幹雄組合員の卒業式「君が代」不起立への戒告処分と職務命令そのものの撤回、来年度中学校社会科教科書採択に関わるアンケート不正疑惑の解明を要請。大阪市人事課には、係争中の入れ墨調査拒否処分撤回について話し合いの場を持つことを申し入れました。橋下前市長の後を受けた吉村市長は雇用者として解決する責任があります。

 午後は、2つのコースに分かれました。ひとつは、大阪市大職員の雇い止めの要請(関西非正規等労組)、介護職員へのパワハラについての要請(天六ユニオン)。もう1コースが、JAL解雇争議の要請で大阪空港を経て、神戸市三宮のマリーマーブルへ。 マリーマーブルへの要請行動としては、初めて宣伝カーが駆けつけ、参加者もこれまでで最大規模になりました。裁判に主任弁護士や会社担当者が欠席、東京の親会社要請で約束した文書回答の無視など不誠実な対応に強く抗議。セクハラ事件の話し合い解決の場を設けるよう要請しました。参加者の多さや温かい激励の言葉は、当事者組合員に大変大きな励ましとなりました。

(なかまユニオン・井手窪啓一執行委員長)

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