2016年04月08日発行 1423号

【辺野古の海を埋め立てるな 新宿デモ 山城博治さんが安倍打倒を訴える】

 3月27日、「辺野古の海を埋め立てるな!3・27新宿デモ」が行われた。辺野古への基地建設を許さない実行委員会主催の4回目の新宿アルタ前集会には、初めて辺野古現地から山城博治さんが参加し、安倍政権打倒を訴えた。集会後は新宿駅周辺をデモ行進し、西口の大成建設本社前では「工事をやめろ」のコールを繰り返した。

 山城さんは「この国は末期的症状を呈している。放射能を撒き散らし、子どもたちに健康被害が出ているというのに因果関係を否定し、20ミリシーベルト以下なら帰って来いと言い、帰らない人には支援を打ち切る。再稼働し輸出する。それでも人間か。安倍をぶっ倒せ」と帽子を振り上げ、地面に叩きつける。

 「和解という名の工事中止に追い込んだ。たとえ判決がどうでも、沖縄の闘いは裁判でどうこうなるものではない」。「ハイハイハイハイ」とカチャーシーを踊り、「辺野古の海に杭は打たせない」と歌いだすと、会場は一気に盛り上がった。「選挙を闘って、人びとの暮らしを最優先する政治を今こそつくろうじゃないか」。山城さんは語気を強めた。

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