2016年04月15日発行 1424号

【戦争法廃止2000万人署名 あなたの街の隅々から】

 戦争法廃止2000万人署名の締め切りまで20日ほど。戦争法施行と野党提出の廃止法案を審議しないことで既成事実化を狙う安倍政権に対し、さまざまな行動と結んで地域の隅々に署名を広げ、一人でも多くの人と対話する意義はますます高まっている。

平和をめざす日野・八王子市民のつどい/甲州街道デモとむすび/人気の高尾山で2000万人署名

 去る3月26日、国立と府中をつなぐ甲州街道デモ第三弾を50名の参加で成功させました。

 昨年9月に「平和をめざす日野・八王子市民のつどい(略称−平和ひのはち)」を結成し、甲州街道(都心と甲府・諏訪を結ぶ幹線道路)を練り歩く、国会に向かうリレーデモを呼びかけてきました。八王子から日野を歩く第一弾にはママを含む約70名の参加があり、東京新聞でも写真付きで報道されるなど注目を集めました。また、「甲州街道を車で走って国会へGO!」と銘打った年明けデモには、ネットで知って前夜に駆けつけたという遠く京都から参加された方もいました。

 4月の第四弾、6月第五弾デモも内定し、意気盛んです。

 2000万人署名活動は立川・日野市内の駅頭だけでなく、都内有数の観光登山スポットである高尾山入口においても展開してきています。下山途中の親子がほほえましく一緒に署名されたり、進んで寄ってこられて署名される方、住所欄に国籍を記して署名される外国人観光客の方が多いのも特徴です。4月2日は2時間ほどでしたが、3人で65筆を集めました。

 参院選を控え、登山者の関心は高まりつつあることを実感しているところです。

(東京・平和ひのはち・塚本秀男)


ZENKO大阪/苦手だった訪問活動/対話もすすみ喜び感じた

 2000万署名の戸別訪問に取り組んだ。訪問活動は苦手だし、色々言われたらどうしようと思いながらも、スーパー前の署名行動を終えて行ってみた。2人一組で「右側はあなた、左側は私」と一軒一軒あたっていった。

 インターホンの応答で出てきてくれた家は、9割方「どこの団体」「趣旨は?」と聞いて快く応じてくださった。私がうかがった家は一人暮らしの方が多かったが、知り合いに頼めるかもと預かってくださる方も2軒あった。スーパー前以上に話もでき、対話ができることに喜びを感じた。そして多く集めることができた。路上で出会った方から署名に加えカンパもいただき感動した。どなたからも「ご苦労様」「頑張ってください」と励まされ、元気を貰った。

 総数はあまりとれなかったが、スーパー前より訪問のほうが対話できたと思う。苦手と思っていた訪問も考えるほど敷居は高くない。今までやってきた様々な取り組みの中で、対話ができ、地域を知ることができる。この積み重ねが大切だと感じた。

 一つ一つ、点を線に、線を面に広げて、つながっていくことだと思う。

(ZENKO大阪・糸賀孝子)

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