2016年04月22日発行 1425号

【野党共闘で安倍打倒へ 2000万署名は地域を変える ZENKO集約で5万筆超 目標譲らずラストスパート】

 連続10時間署名行動や大阪市全区での行動など関西統一行動で、ZENKO関西は戦争法廃止2000万人署名運動のラストスパートに入った。

 大阪市内では4月9日に大阪駅や天王寺駅、京橋駅など主要ターミナル9スポットで867筆。10日は商店街やスーパー、図書館前など16か所に署名スポットを拡大、1006筆を積み上げた。

 ZENKO関西集約の署名数は西日本3万6263筆(4月10日現在)に。枚方・交野実行委員会は目標1万筆の半分を超える5150筆に到達。戦争法廃止アクション・河内も同じく目標の半分超5148筆に達した。

 大阪市の10日の行動は、今まで配置していなかった場所も選定。大阪の人気観光スポットの海遊館前でもチャレンジ、大挙する外国人観光客を相手に奮闘した。

 夕方6時、各地の行動を終えたスタッフがなんばの高島屋前に集合して大署名行動を展開した。

 「昼間は1人か2人の行動でさみしかったが、ここ(なんば)では頑張ることができた。『おばちゃんパワーに負けたわ』と署名してくれた若者、カップルも女性がよく振り向いてくれた」。10数人が署名板を持って一斉に声を掛け合う姿は圧巻で、署名数は急増。1日1千筆を突破した。

 まとめの感想交流では、「もうすぐ署名行動が終わるのかと思うと、さみしい」の声とともに、「通り過ぎる親子の姿に悲しくなった。みんなの問題なのに。それで訴え方を変えた。戦争準備のために軍事費5兆円が必要なのか。お金は暮らしやすい生活にこそ使うべきだと。みんなが署名してくれるようにしたい」「署名してくれた中学生『将来はまだ決めていないけど、戦争だけはこまる』と語ってくれた。対話からつながりが生まれる」など街頭行動でのつながりへの意欲を燃やす発言が続いた。

 大阪市の森厚子さんは「3月の署名成功させる集いで、『できて当たり前のことでなく、ちょっと背伸びして取り組むのが大事』と語った。この2日間の行動は背伸びした行動だったが、やりきった。明日からは連続1週間行動をやります。午前中は区役所前、午後はスーパー前など。できることをすべてやりきって、4月24日の集会とデモを迎えたい」と目標達成を譲らないことを訴えた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS