2016年04月29日発行 1426号

【東京・北区で総がかり行動】

 「成功させよう2000万人署名 なくそう戦争法!北区総がかり行動」が4月17日、東京・北区で行われ、春の嵐の中200人が参加した。この日までに北区での署名は約2万8千筆。「6万人署名突破しよう集会」として市民・労働組合員・区議会議員らが目標達成に向けエール交換し、王子駅周辺をデモ行進した。

 北区では自公両党が一人会派名を認めず無会派とする議会運営を強行している。集会には、社民党・新社会党の一人会派をはじめ野党区議が共闘して参加、あいさつした。

 安保法制違憲訴訟の会の児玉勇二弁護士は「麻生太郎が述べたように、自民党はヒトラーが独裁政権を打ち立てたことに学び、一人ひとりの人権を制限する改憲をもくろんでいるが、野党共闘でそのような状況は突破できる」と激励。前衆院議員の青木愛さん(生活の党)は「テロの背景にある貧困や憎しみを取り除き、武力によらない平和をめざそう。安倍の暴走にストップを」と訴えた。

 北区1000人委員会やNO WAR!北区アクションなど市民からは、熊本地震にふれた発言が続いた。「川内原発は直ちに止めて安全確認するのが常識だろう。震災を理由にデモ行動が自粛されるのは危険だ」「震災を緊急事態条項盛り込みの口実にし、米軍に救援要請するなどとんでもない」など、安倍政権の対応に批判が相次いだ。

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