2016年06月10日発行 1431号

【比例は現職の福島さん 選挙区は大河原さんを 京都集会】

 全交京都は5月28日、「戦争法と貧困を許さない!安倍は辞めろ! 市民のために働く参議院議員をつくる集い」を開催。比例区は福島みずほさん(社民党現職)、京都選挙区は大河原としたかさん(共産党)の勝利に全力を尽くすことを決めた。

 全交京都の佐藤和利代表は「大河原さんは、全交も参加した2004年のイラク国際戦犯民衆法廷で検事団の一翼を担った新進気鋭の弁護士さん。選挙区では自民党を蹴落として、反安倍政治の2議席に変えるチャンスです」と支援の理由を述べた。

 集会には現職参議院議員の倉林明子さん(共産党)が連帯に駆けつけた。「市民が後押しした『野党は共闘』のベクトルができた。戦争法廃止に始まり介護職改善法案など次々と政策の一致が広がった。ここまでなるとは夢にも思わなかった。参院選1人区すべてで実現した統一候補が勝たないといけない」と訴えた。

 向日(むこう)市議の杉谷伸夫さんは「安倍の覚悟≠上回る覚悟でやらなければならない。5月21日には長岡京市で開かれた共産党演説会で『大河原さんを応援する』と発言した。この間、市民が共闘を動かしていることの手応えを感じている」と選挙戦への決意を語った。

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