2016年06月10日発行 1431号

【この夏カエル 政治をカエル 横浜でピースパレード】

 Change!(変える!)≠表すカエルをシンボルマークに「この夏カエル! 政治をカエル! みんなでカエル!」とアピール―5月29日、横浜の中心街で「ピースパレードみなとみらい」が行われ、150人が参加した。

 横浜市民みんなの力で参院選に勝利しようと発足した市民連合横浜☆ミナカナ≠ニ、菅官房長官の地元事務所がある横浜市南区で「菅も安倍もヤメロ」デモを重ねてきたZENKOかながわ≠ナつくる実行委員会が主催した。

 出発前の集会には、参院神奈川選挙区の共産党予定候補あさか由香さんがかけつけた。「全国各地で市民が、学生たちが、これまで政治にかかわってこなかったママたちが声を上げ、32の一人区すべてで野党統一候補実現のめどが立った。市民の声が力となり、政府も保育士の賃金アップや給付制奨学金の導入を口にする。市民が政治を動かす時代が来た。18歳選挙権で日本が変わったと言える社会をつくろう」

 ZENKOかながわの神谷宗孝さんは「きょう5月29日は71年前、横浜大空襲があった日。歴代政権は空襲で死んだ人、傷ついた人に『戦争だから仕方ない』と何の補償もしていない。戦争に踏み込むことは命や生活、財産を侵されても我慢しろということ」と訴えた。

 桜木町駅前広場から山下公園に至る1時間のパレードでは、『戦争を知らない子供たち』の替え歌で「戦争法いらないわたしたち」と歌い、休日の午後を楽しむ人びとに「7月10日は選挙に行こうよ」と呼びかけた。



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