2016年06月17日発行 1432号

【わたなべ結さんとともに ZENKOが励ます集い】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は「戦争法廃止!憲法改悪許さない! 戦争・原発・貧困推進の安倍政権を倒そう」と6月1日、「わたなべ結さんを励ます集い」を大阪市内で開いた。

 山川義保共同代表は基調報告で「安倍は必死です。なりふり構わず失政を隠し、支持率アップに奔走している。逆に言えば、ウソとごまかしで市民の目をそらし、あきらめを植えつけなければ政権が維持することができないところまで来ています。多くの市民が選挙運動に参加し、選挙権を行使することが大切です。行動する市民と野党の共闘で安倍政治を終わらせましょう」と呼びかけた。

 大阪選挙区予定候補のわたなべ結さん(共産党)が130人を超える参加者の拍手に迎えられて登壇。「いよいよ参院選。安倍とおおさか維新に審判を下すチャンスです」ときっぱりと語りだす。

 「私の原点は3年間の非正規労働の体験。いつクビになるか分からない。将来の見えない生活。こんな政治を変えないといけないと決意した」「私の政策の根幹は、憲法を守り抜くだけでなく憲法の精神を活かすこと。昨日、障がい者と懇談した。人間らしく生きる本来の姿が安倍によって壊されている。福祉は施しや自己責任に変えられている。憲法の精神を政治に取り戻したい」

 「若者たちへの呼びかけは」の質問には「高すぎる学費と奨学金ローンは異常です。チラシをすべての大学前で配布しているが、最賃1500円実現など反響がある。手応えを感じる。若者に選挙に行けば変えられるという希望を与えたい」と即答した。

 集いでは、具体的な選挙活動の取り組みが交流された。

 公示前チラシは5万枚が配布された。電話での対話も始まった。寝屋川では青空カフェ≠ニいうユニークな取り組みが紹介された。河川敷でいろいろな立場の人たちが語る対話集会だ。大阪市では1週間連続の街頭行動が配置された。

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 全交兵庫は6月5日、「市民の力で政治を変える集い」を西宮市内で開いた。兵庫選挙区の現参議院議員みずおか俊一さん(民進党)も駆けつけ、「私は立憲主義に立っている。憲法・平和・人権を守るのは大前提だ。安倍政権下の危険極まりない改憲をいっしょに止めよう」と訴えた。

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