2016年07月01日発行 1434号

【フェアコープ奮闘中(47)参院選 ネットワークを広げたい】

 売り上げを増やすためには販売機会を増やすしかないとの思いで、5・6月はいろいろなイベントに参加してきました。

 5月3日、5万人を集めた憲法集会ではブースを借りて出店。長時間にわたる集会のため、飲み物やパンなどを仕入れて販売しましたが、好評を得て完売となりました。さらに国会周辺での6月5日の4万人総がかり大行動、6月19日の1万人沖縄連帯行動にも参加し、フェアコープののぼり旗を掲げて販売を行いました。

 机に商品を並べていると、警備の警察官から「通行人の邪魔になるので撤去してくれ」とクレーム。「邪魔になっているのは警察だろう」という周りの人たちの力も借りて最後までやり切りました。特に沖縄物産関係は現地との連帯感もあって好調な売れ行きでした。

 また、6月から毎週火曜日に鶴見の「フリースペースたんぽぽ」の1階で、販売会を行うことにしました。定着するのにはしばらく時間がかかると思いますが、高知の野菜というと関心を示す方もおられ、やっていけるという感触を得たと思っています。

 さて、「改憲許すな!基地も原発もいらない!」をテーマに開催した5月15日の第19回夢あ〜るまつりは、天候に恵まれ、感覚的には過去最高の人が集まってくださったと思われます。辺野古への新基地建設に反対するアピールの採択、翌週の沖縄ツアーに託する寄せ書き旗の制作など、沖縄の基地問題を焦点化できる内容になりました。また、参加した「子ども全交」をはじめ、多くの子どもたちの姿から未来への希望を感じることができました。

 参議院選が目前に迫っています。フェアコープの事務所前には福島みずほさんのポスターをはっています。私も大田区でできた応援団に名を連ねました。

 6月18日、福島さんを迎えた東京南部集会には多くの人々が集まり、あらためて福島さんを国会に送り出す必要性を確認する場となりました。「いのち・くらし・あんしん・つながりをひろげる」をコンセプトに活動しているフェアコープが、それを実現させるためにもこの選挙はきわめて重要です。選挙運動を通じて、新たな人とのつながりもできてくるような気がします。

 こうしたつながりの中で、福島在住の方から野菜の注文が入りました。お届けした直後に、「久々の食材にうれしくて、今日は何を作ろうか?という気持ちになります」とのメールをいただきました。この方の周りにも安全な野菜を求めている方がいらっしゃるとのことです。福島の人たちとのネットワークを広げ、少しでも期待に応えられるよう頑張っていきたいと思います。

  (東京事業所 佐々木透)
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