2016年07月01日発行 1434号

【県民大会に呼応して 国会前大行動に1万人】

 沖縄連帯行動は41都道府県69か所で行われた。国会正門前の「怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6・19大行動」には1万人が結集。「許さん女性殺害」「出ていけ海兵隊」のプラカードをかざし、命をないがしろにする安倍政権の責任を追及した。

 午後3時、県民大会の翁長知事あいさつがスピーカーで流れる。一言一句聞き逃すまいと静まり返る国会前。県民大会参加者6万5千人との発表に、「オー」の歓声と拍手が起こった。

 沖縄から平和運動センター事務局長の大城悟さんが「パトロール強化や隊員教育ではなく、日米地位協定の抜本改正から海兵隊撤退に進むことが事件をなくす道」と訴え。

 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの女性は被害者の親の「娘を失う気持ちを味わわせるのはもう最後に」とのメッセージを紹介し、「ふざけんな安倍首相。国会から怒りの声を沖縄に伝えよう」。読谷村出身の女性は「小学生が落下トレーラーで圧死したパラシュート訓練を止めようと山内徳信元村長が座り込み、飛行場を返還させた。絶対に負けない」と決意を語る。

 最後に、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の高田健さんが「沖縄の現実、諸悪の根源は安倍内閣。安倍打倒へ参院選をやり抜こう」と呼びかけた。



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