2016年07月08日発行 1435号

【改憲阻止へ 野党共闘・市民の力を 比例代表 福島みずほ候補 地を這うずんずん街宣=@山城博治さんとジョイント 沖縄つぶすアベ政治許さぬ】

 「憲法を生かすのか殺すのか」と参院選比例代表に立候補した福島みずほさん。地域から地域へ訴えて歩くずんずん街宣≠重ねている。

 6月25日、東京・中野駅北口のずんずん街宣には、沖縄・辺野古ゲート前行動のリーダー、山城博治さんがかけつけた。「沖縄をずたずたにしようとするすさまじい攻撃にめげず、県民はしなやかにしたたかに団結を強めて、中央政府の激しい差別と抑圧に抗し続けている」と意気高く語る。「人びとを裏切り、島じゅうを売っ払って恥じない人物が沖縄の代表だと言って出ていることに歯ぎしり。みずほさんはじめ多くのみなさんと連帯し、選挙に勝って沖縄の思いを届けたい」

 『美しき五月のパリ』に乗せ、朗々と歌う。「俺たちの未来(みち)は俺たちが拓く/戦世(いくさゆ)を拒み平和に生きるため」「今こそ立ち上がろう/今こそ奮い立とう」。政治を変えることはできる、それは私たち一人ひとりの責任―確信と気迫あふれる山城さんの言葉に、口笛と歓声が響き渡った。

 みずほさんも負けず劣らず気合をこめる。「辺野古新基地阻止のため、憲法改悪を許さないため、何としても国会に残る」。6年前、基地建設の閣議決定に署名を拒否、大臣を罷免された。「沖縄の闘いに応える闘いを国会でやらなければ、といつも思ってきた。沖縄の人びとは自分たちで民主主義をつくろうとしている。沖縄を踏み潰すアベ政治を一緒に変えよう」

 「自民憲法改正草案は憲法じゃない」と喝破するみずほさん。「国民はつねに公の秩序に従え、と説教垂れ垂れ。自衛隊を国防軍にし、若者を経済的徴兵制で戦場に送る。この選挙は安倍総理の憲法改悪を打ち砕く選挙。総理がつくろうとするのと違う未来を私たち主権者はつくることができる」と語気を強めた。

 駅南口に場所を移すと、山城さんは、県民大会でも歌われた海勢頭豊さん作詞作曲の『月桃』を熱唱。「六月二十三日待たず/月桃の花散りました/長い長い煙たなびく/ふるさとの夏」。厳しい中だが、明るく勇気と希望を持って頑張ろうと呼びかける。みずほさんも「山城博治さん抜きに辺野古の闘いはない。血を吐き、命を削る山城さんの闘いに負けない、でも楽しく愉快で元気な闘いをともに闘っていきましょう」と締めくくった。



福島みずほ“ずんずん街宣”は関西でも

 ずんずん街宣=\6月28日は静岡県三島から京都―大阪駅まで。関西の全行程を全交がともにキャンペーンした。(写真は大阪駅前ヨドバシカメラ前)

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