2016年07月08日発行 1435号

【「第二の加害者」の自覚込め 辺野古実 新宿デモ】

 6月26日、辺野古への基地建設を許さない実行委員会による新宿デモが行われた。

 主催者から「県民大会では『本土の人たちは事件の第二の加害者』と。私たちにその自覚はあるだろうか。沖縄の悲しみと怒りを受けとめ、このヤマトで声を上げよう」。

 続いて山城博治・沖縄平和運動センター議長がマイクをとった。「政府は『自公が出席しないからオール沖縄ではない』と言う。『米軍出て行け』が政治的だから参加しない―それこそ政治的行動だ」と怒る。「国地方係争処理委員会は法的判断をせず、国と県が話し合えと言った。となると、裁判に訴えた方が負ける。菅(官房長官)、キミが裁判に訴えろ。勝利は確実に沖縄県の側にある」

 山城さんは最後に「先島の軍事化がやまない。なぜ沖縄だけがいつも戦場にされるのか。しかし、絶対にあきらめない」と力を込めた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS