2016年07月15日発行 1436号

【最大の争点は憲法 研究者有志が緊急記者会見】

 憲法研究者有志が7月1日、国会内で緊急記者会見を開き、「選挙で主権者の判断を仰がない政策を選挙後すすめることは、国のあり方を最終的に決めるのは国民という『国民主権』原理にもとる。争点隠しをせず、憲法問題を明確に選挙の争点にすべき」と求める声明を発表した。

 記者会見には清水雅彦・日本体育大教授ら7人が出席。「ヒトラーが台頭したときドイツの学者は同調・沈黙していた。社会が危機にあるときは危機だと発信することが研究者の役割」(飯島滋明・名古屋学院大教授)と、会見に臨んだ思いを語った。

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