2016年09月16日発行 1444号

【対話が弾む街頭署名 沖縄の地元紙展示が好評 用紙持ち帰りも】

 沖縄・高江ヘリパッド工事の緊迫に応え、臨時国会前に改憲反対をアピールしようと9月3〜4日、ZENKOが呼びかける「沖縄に新しい基地をつくらせず、憲法改悪をさせない!平和と命を守る緊急署名」の街頭行動が関西各地で取り組まれた。

 大阪・京橋駅前では、高江の暴挙や沖縄県民大会などを報じた地元紙を展示して署名開始。署名に応じる中には、10代のカップルや高校生も。辺野古に行ったことがある女性と出会うなど対話も弾んだ。集めてほしいとの要請に「職場でパワハラがひどく組合作ったばかりで、集められるかどうかわからないが持って帰る」と言う男性をはじめ、用紙の持ち帰りもあった。

 参加したZENKOメンバーは「沖縄新基地の文字を見て署名してくれた方が多いが、高江ヘリパッドのことはまだまだ知られていない。高江で起きていることも合わせ、憲法の問題につなげて話している」「『今ちょっと忙しい…』の反応に『憲法改悪反対の署名です』と訴えると、『忙しいと言ってるわけにはいかないわね』と立ち止まって書いてくれた。声をかければ応える人は増えていく確信を持てた」と手応えを語る。

 この日は阪急十三(じゅうそう)駅前や大東市・JR住道(すみのどう)駅前、京都市、西宮市などでも街頭署名が行われ、新署名は地域から元気にスタートした。





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