2016年09月23日発行 1445号

【議会を変える 東京都足立区議 土屋のりこ 仲間が広がった下町応援団】

 去る8月29日、福島みずほ下町応援団の反省会も兼ねてみずほさん当選祝賀会が行われ、参加しました。足立応援団からも数名、荒川、葛飾、江東、江戸川、I女性会議のみなさんなど40名ほどが参加し、みずほさんを囲んで祝杯をあげました。

 選挙期間中は2回下町エリアに選挙カーが入り、これらの地域を1日でくまなく走り抜けるリレー宣伝を行いました。地元の区議、労働争議当事者、女性、また保守本流の立場からも改憲阻止へと応援スピーチがあり、にぎやかで楽しかった選挙戦でした。組織の違いを超えたこうした連帯が生まれたことが、選挙を闘った私たちの財産です。

 祝賀会は笑顔のみずほさんを迎え、クラッカーでお祝いし、乾杯。各地域からの総括話で盛り上がりました。「短く話すわね」と言いつつ、後から後から言葉があふれ出るみずほさん。「まずすぐにでもやりたいことは学校の給食費の無償化。4800億円でできること」。「安倍総理は改憲を強く進めようとしている。緊急事態条項では、非常事態における対処というが、具体的にどういう『緊急事態』が想定されるか。例えば原発事故。危険な原発はなくせばいい。大規模災害・首都直下型地震、どうすれば一人でも多くの命を救えるか。下町エリアの密集市街地等で被害が大きいといわれるが、人命を守るために行政がすべき対策があるし、緊急事態条項に依拠せず対処できる」との指摘には、人権を制限する危険な憲法改悪・緊急事態条項に対抗し自治体からも闘えるんだと新鮮でした。

 いつしか祝賀会は「6年後を見据えて」が基調に。今後も憲法カフェや憲法ミニバー、多くの市民と直接語り合う場をもち、ずんずん街宣も継続するので地域で受け入れてほしいと提起がありました。

 加えて、お隣の葛飾区議会議員みずま雪江さんの再選をかけた選挙が来年に控えています。今回参院選をともに闘った仲間、みずまさんの当選にむけ、私も全力で応援したいと思います。

 こうしたつながりが、安倍政治を国会で、地域で包囲する力となっていくのです。

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