2016年09月30日発行 1446号

【各地に広がる沖縄・憲法緊急署名】

神奈川 イラストの訴えに好反応

 神奈川でもZENKOが呼びかけた「沖縄に新しい基地をつくらせず、憲法改悪をさせない平和と命を守る緊急署名」運動に取り組んでいる。12月の提出までに8千筆が目標だ。取り組むにあたって署名用紙そのものについて議論になった。「今までの街頭署名の経験では、若い人たちと対話ができると人垣ができ、署名もたくさん集まる。署名用紙が対話のきっかけになり、自分も集めてみたいと思うような工夫ができないだろうか」との意見が出た。

 文字だけが並んだ署名用紙は堅苦しいし、他の署名との差別化も難しい。そこで、ジュゴンやヤンバルクイナのかわいいイラストを加え、文字も優しい雰囲気のものに変えてみた。基地の危険性を訴える上でも「沖縄の自然や平和への思いを壊してまで基地をつくってよいと思いますか」は前提となる問いかけだ。

 その後の街頭署名では、さっそく「この署名用紙かわいいですね」という声が返ってきた。他にも様々な工夫を凝らして、署名目標を達成したいと考えている。

(ZENKOかながわ・神谷宗孝)


京都 沖縄連帯の歌とともに

 京都では9月4日は四条河原町、9月11日は三条河原町で、「沖縄に新しい基地をつくらせず、憲法改悪をさせないー平和と命を守る緊急署名」に取り組みました。

 手書きの横断幕の前で一人ひとりマイクで市民にアピール。沖縄・高江のひどい弾圧を強調しながら、改憲の動きを許してはならないことを伝えました。また、辺野古や高江の闘いに連帯し共に闘う思いを込めて、現地で歌われている『座り込め ここへ』『沖縄 いまこそ立ち上がろう』『沖縄を返せ』を歌い、署名を訴えました。

 若い人が立ち止まって署名に協力してくれ、「沖縄のことはニュースで知っている。他人ごととは思えない」と共感の声も返っています。

 今後も署名行動で連帯の輪を広げたいと思います。

(全交京都・川口健次)

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