2016年12月02日発行 1455号

【11月ZENKO沖縄連帯行動に参加して】

やんばるの森は素晴らしい! 思いを語り気持ちを一つに

 辺野古も高江も初めてで、少し緊張していましたが、沖縄の人びとはみな温かく迎え入れてくれました。

 名護警察署前では、毎日抗議集会が行なわれています。2日間合流しました。不当勾留への抗議と山城さんへのエールを一人ひとりが声をあげ、歌あり、ユーモアありで厳しい状況の中、いっしょにがんばっていこうと気持ちを一つにしました。そばを車で通っていく人たちもたくさんの方が手を振ってくれていました。

 なにより素晴らしいのがやんばるの自然です。今回、高江を知りつくしているという高江洲さんに案内していただきました。新川川(あらかわがわ)をじゃぶじゃぶと歩き、岩の上をよじ登って、滑らないようにと集中していると、いつの間にか疲れが吹っ飛ぶような心地よさを感じました。しめくくりは絶景ポイントです。切り立った崖の上から川や海、やんばるの森が一望でき、とても雄大な風景でした。

 そんなやんばるの森を壊して、オスプレイ用のヘリパッドを作ることは、本当に許せないと思いを新たにしました。

 今回見てきたこと、聞いてきたこと、肌で感じたことをしっかり伝えて、また、京都でがんばっていきたいと思います。

(全交京都・石田隆子)

名護署前で山城さんを激励 不当な弾圧には負けられない

 11月11〜13日、毎月行われているZENKO沖縄連帯行動に参加した。高江には全国から多くの人が座り込みに来ていた。ちょうど国際的な自転車競技大会があり、工事も機動隊の姿も無かった。

 1日目、予定になかった名護警察署前行動に急きょ参加した。そこに山城博治さんが不当勾留されており、夕方、抗議&激励行動の前を偶然通ったからだ。

 座り込みのリーダーだからと逮捕ありきで捕まえた上、勾留期限ギリギリで起訴する何でもありの暴虐ぶり。正当なことをやっているのは山城さんやわれわれの側である。毎日、名護署前で山城さんに向けてマイクで激励を送ってているとのこと。われわれもマイクを握り、身体を心配する呼びかけや闘いの現状報告をした。

 翌12日も高江での集会後、名護署前の激励集会に行き、『帰ってこいよ』の替え歌『帰ってこいよ/なにわの機動隊』を合唱した。名護市街地パレードでは、沿道の人びとが声援を送ってくれた。

 国を挙げての弾圧には負けられない。

 (大阪市・高橋浩一)

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