2016年12月16日発行 1457号

【高江につながる連帯行動を全国で ZENKO沖縄参加団 ゲート前大行動に参加】

 12月2〜4日、ZENKO沖縄参加団14人は、ヘリパッド工事強行と異常な弾圧で緊迫する東村高江などを連帯訪問した。行動に参加したZENKO大阪の松尾孝子さんに報告を寄せてもらった。

高江にあきらめはない

 3日は大行動。高江のN1ゲート前集会は250人以上の参加があり、工事トラックを阻止しました。歌あり体操あり、また、翁長(おなが)知事の高江に対する発言について厳しい意見も出るなど、いろんな人が意見を自由に言う民主主義がある集会と感じました。

 ZENKOも街頭署名行動の報告など連帯発言。替え歌『帰ってこいよ/なにわの機動隊』は今回も好評で、「歌詞を教えてほしい」と2人の方から言われました。自分も地域で広めると。「なにわのところを他の地名に変えて他のバージョンでもつくろうか」と言う人も。

 平和市民連絡会の北上田毅さんは「政府は12月16日工事完了と言っているが、全く違う。慌てて作ったために、ヘリパッドの芝をはがしたり、また路盤や土を掘り返している現状。まだまだ工事は終わらない。報道で上から撮影したときに完成したように見せかけるだけだ」とでたらめさを指摘。

 交流した「ヘリパッドいらない」住民の会の伊佐育子さんは「政府は沖縄を分断しようとしているが、高江区で2回もヘリパッド反対決議が上がっている事実は生きている。高江が負ければ、辺野古にも、皆さんのところにも同じことが行われることになる。それを皆さんに伝えてほしい」と訴えました。

 前日の辺野古でも、テント前で説明てくれた男性は「もう19年も闘ってきたんだ。絶対に基地は作らせない」と。自信を持って闘っているのがよくわかりました。

 高江でも同じで、あきらめは全くありません。全国から次々と人が集まってくる限り、必ず勝てると思いました、



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