2016年12月23日発行 1458号

【全国33都道府県で沖縄連帯行動 高江・辺野古 NO!新基地 東京集会に3900人】

 12月10日、全国33都道府県で高江オスプレイパッド・辺野古新基地の建設に反対する集会が行われ、かつてない凶暴な弾圧・差別に抗する沖縄県民との連帯を築いた。

 日比谷野外音楽堂の東京集会では、主催団体の一つ、基地の県内移設に反対する県民会議の仲本興真(こうしん)さんが「きょう高江現地で700人が集まって抗議の声を上げた」と報告。「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会の青木初子さんは「オスプレイが集落上空でつり下げ訓練。沖縄の人の命はアメリカや日本の人の命より軽いのか」と怒りをほとばしらせる。

 参院会派「沖縄の風」の糸数慶子議員は「きょうは世界人権デー。政府は人権週間の標語に『みんなで築こう人権の世紀〜考えよう相手の気持ち〜未来へつなげよう違いを認め合う心』と掲げている。沖縄の私たちには人権デーも人権週間も当てはまらないのか」と問いただした。



 12月8日、那覇市内で行われた沖縄平和運動センター山城議長らの逮捕に抗議する「安倍政権による不当な市民弾圧を許さない緊急県民集会」に500人を超える結集(写真)。10日の東村高江大行動には700人が参加した。


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