2016年12月30日発行 1459号

【辺野古で900人が抗議 全機撤去まで絶対あきらめない】

 12月17日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で「オスプレイ墜落事故糾弾! 飛行停止と撤収、海兵隊の撤退を求める緊急集会」(主催は基地の県内移設に反対する県民会議)が行われた。2日前に決定された緊急の呼びかけにもかかわらず、900人が参加。噴出する県民の怒りが結集した。

 稲嶺名護市長も駆けつけ、「ワジワジー、ソーイビーンナー(皆さん怒ってますよね)。『安全が確認された』と言っていた政府はユクサー(うそつき)だ。大破した機体を見れば『不時着水』と言う人はないが、墜落と認めない。オスプレイ撤退まで、新基地建設凍結まで絶対に諦めず、力を合わせて頑張ろう」。県選出国会議員も「オスプレイの全機撤去を。辺野古新基地も高江ヘリパッドも、諦めることなく闘い続けよう」(照屋参院議員)など次々とアピールした。

 同日午前には、高江のN1ゲート前大行動にも300人。平和市民連絡会の北上田さんは「上空から写真を撮れば完成したように見えるが、新しい砕石は中にまだ大量におかれたままで22日までには完成しない。現場は終わっていない。これからも工事は続く。高江・辺野古と連帯して頑張ろう」と強調した。行動後は辺野古の集会に合流した。

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