2017年01月20日 1461号

【仕事始めの防衛省前行動】

 辺野古への基地建設を許さない実行委員会は定例の第1月曜に替えて仕事始め≠フ1月4日、防衛省前行動を行い、オスプレイ配備撤回と辺野古工事再開中止を求めた。200人以上が集まった。

 主催者から「最高裁不当判決を受け、政府は辺野古の海でオイルフェンス設置作業を開始。反対する住民を拘束した。だが、私たちは絶対にあきらめない」とあいさつ。

 沖縄のヘリ基地反対協議会・安次富(あしとみ)浩共同代表は電話で「トランプ新政権に沖縄の声を届けようと、翁長知事が今月下旬にも訪米する計画がある。(ノースダコタ州で)アメリカ先住民の石油パイプライン建設阻止の闘いが勝利した。彼らと交流を深め、植民地支配に手を貸す安倍政権を変える闘いをつくる」とメッセージを寄せた。

 首都圏へのオスプレイ配備に反対する横田基地、厚木基地、陸上自衛隊木更津駐屯地周辺の市民も参加。「墜落したMV22は昨年10月横田に飛来したドラゴン06番機=B欠陥機が私たちの暮らす街の上空を飛ぶことを拒否する」(横田基地公害訴訟原告団・福本道夫団長)と訴えた。

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