2017年01月20日 1461号
【沖縄と連帯し新署名を広げ、安倍打倒を 1・28(大阪)1・29(東京)ZENKOスタート集会へ】
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2017年元旦、ZENKOメンバーは沖縄辺野古・高江を訪れ、現地と全国の連帯で基地を造らせないと誓った。
辺野古の浜の元日
1月1日早朝、名護市辺野古の松田ヌ浜に初日の出をみようと約250人が集まった。
11月、辺野古の闘いの象徴、嘉陽のおじぃ(嘉陽宗義さん)が亡くなったこともあり、今年は年頭の初興し(はちうくし)は行われなかった。しかし、稲嶺進名護市長、糸数慶子参議院議員、伊波洋一参議院議員、島袋文子おばぁをはじめ多くの市民が集まり初日の出に御願(うがん)をささげ、辺野古新基地を造らせないことを誓った。
稲嶺市長は「裁判の結果を受けて日本政府がこれまで以上に畳みかけてくる厳しい年を迎える。でも70年以上も苦しみを背負いながら闘ってきた我々ウチナーンチュの思いとそれに応えてくれる全国からの応援、そういう人びとの思いこそが政府の横暴を食い止める」「みんなではねのける、そして辺野古の新基地を止める、高江も止める。そのことを誓い合う今日の日でありたい」とあいさつした。
安次富浩さん(ヘリ基地反対協)は「稲嶺市長や翁長知事を先頭にウチナーンチュの底力を安倍政権に見せなければいけない。私たちはこの素晴らしい美(ちゅ)ら海を、世界に誇れる美ら海を絶対に守る。日本政府のための沖縄ではない。私たちの沖縄なんです」と闘いの決意を語る。
4日から海上で抗議
4日には、早速海上に抗議船4隻、カヌー10艇が出て監視行動にあたる。これに対し、海上保安庁はゴムボート10隻80人を投入し、カヌー隊8人を拘束するなど昨年以上に強権的な姿を見せた。
高江ではN1地区テントを訪問。「ヘリパッドいらない」住民の会の伊佐真次さん、清水暁さんとお会いした。ヘリパッドの建設工事はまだ終わっていない。歩行訓練ルートは完成せず、基地の中には土砂が大量に残ったままだ。引き続き住民の会による座り込み、監視行動が継続される。
ZENKOは1月、安倍の戦争政策に反対する新署名を開始する。7月にはすべての運動を持ち寄り、2017ZENKOin東京を開催する。第1回実行委員会は1月28日大阪(13時、LAGセンター)、1月29日東京(14時30分、サンパール荒川)で行われる。
沖縄と連帯し、改憲・戦争・原発・貧困を進める安倍政権を打倒し、市民と野党の共闘を進める年にしよう。
(ZENKO関西実行委員長・田中拓真)
STOP戦争・改憲・沖縄新基地! 安倍政治を終わりにし、99%の世界をつくろう!
国際連帯の力で 2017ZENKOin東京
今年のZENKOは東京(荒川区・足立区)で開催します。
2017ZENKOin東京 スタート集会
1月28日(土)13:00〜 大阪・LAGセンター
(JR・京阪「京橋駅」下車徒歩7分)
16:30〜デモ
1月29日(日)14:30〜 サンパール荒川
(東京メトロ日比谷線{三ノ輪駅」下車徒歩12分)
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