2017年02月24日 1466号

【入れ墨調査上告棄却糾弾 市民生活の破壊を許すな 2・3集会開く 「勇気づけられとことん頑張り抜く」】

 2月3日、「入れ墨調査上告棄却糾弾!市民生活の破壊を許すな!集会」に参加した。

 特に勇気づけられたのは、最高裁闘争を闘った安田匡(ただす)さんと森厚子さん、人事委員会闘争4人を代表して建設局・赤田由行さん、弁護団在間秀和弁護士の発言だ。

 「入れ墨調査拒否、逆らい続けて本局に送られ、ここまで頑張ってよかった。首にもならんとたてついて、最後に勝利。職場に戻れてニコッと笑った。民営化では市民の足は確保できない」(安田さん)

 「差別条項ではなく、上司の命令は従うもの=\認められないと上告した。上の命令に従うべき≠ェ通ると、憲法改悪もあたりまえになる。最高裁は法の番人ではなかったのか、人事委員会闘争の仲間と闘いぬく」(森さん)

 「労働事件裁判では使用者を代弁している。裁判所で配るビラも自分がどう非難されているのか、裁判官は全部見ている。闘わないとどんどん悪くなる。最後まで闘い続ける―これを肝に持たないと」(在間さん)

 「下水道の民営化に対して80人を超える仲間が転籍拒否を表明。入れ墨調査でも、私は拒否し戒告に不服申し立て。これらの闘いで多くの共感者をつかんでいる。闘いぬけば団結が強まり、闘いが続いていく。2月10日には人事委員会の口頭審問が始まる。ぜひ、ご結集を」(赤田さん)

 元気の出る話やアピールを聞き、それぞれ闘ってきた生きざまを肌で感じることができた。人事委員会の裁定がどうあろうと、とことん頑張り抜きたいという気持ちが今まで以上に固まった。

(大阪市・入れ墨調査被処分者 津々木勇)

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