2017年04月21日 1474号

【地域で安倍退陣署名、共謀罪署名をともに】

 ZENKOは3・27中央行動での「オスプレイ・改憲阻止署名」提出後、要請事項に「安倍政権の即時退陣を求める」を追加。共謀罪反対署名とともに地域での署名活動を開始した。首都圏では4月1〜8日連続署名行動が取り組まれ、関西では4月15、16日の一斉署名行動を呼びかけている。詳細は http://www.zenko-peace.com/kaiken-soshi

フィリピン465筆

 3・27中央行動で国会に提出された「オスプレイ・改憲阻止署名」1万2168筆のうち、465筆がフィリピンのABAKADA(マニラにある貧困地区の就学前教育施設)からのものであることをご存知でしょうか。

 ABAKADAの教師ジョナルドさんは、子ども全交の春合宿に招待されて来日し、署名(英語版)を私たちの元へ届けてくださいました。

 ジョナルドさんは言いました。「この署名は、地元スタッフや親たちがそれぞれの住んでいる5つの地域で自発的に集めてくれました」。署名の集まりには、ABAKADA がめざしていることへの強い信頼がベースにあるとのことです。彼らは「軍事費でなく子どもたちの教育や栄養に国家予算を!」(戦争と暴力に反対する市民運動)をスローガンにピースウォ―クを長年積み重ねています。また、ドゥテルテ政権の人権侵害に抗する闘いとも連動しています。親たちや地域住民に真実を知らせることで、正しい判断力が培われているのですね。

 もちろん、去年と今年の2回、マニラの「ピースフォーラム」に参加した私たちZENKOメンバーらの訴え(安倍政権の軍国主義政策、原発問題など)に応えてくださったものと感謝します。国際連帯の取り組みのなかで安倍政権を退陣へ!

(ZENKO兵庫・三橋英子)

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