2017年04月28日 1475号

【朝鮮への先制攻撃をやめろ ZENKOが米大使館に緊急行動】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は4月17日、前週に続き米国大使館に向け緊急行動を行った。

 マイクをとった参加者が一様に指摘したのは、米トランプ政権による朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への先制攻撃の危険性。「あらゆる選択肢とは軍事的選択肢を指す。原子力空母カールビンソンを朝鮮半島沖に向かわせたのは単独でも武力行使に踏み切ろうという意図の現れ」「アフガニスタン東部で新型特殊爆弾を投下したのも朝鮮に対する軍事的威嚇の意味がある」

 カールビンソンと海上自衛隊艦艇による共同訓練が実施の方向で米軍と調整に入り、安倍首相が朝鮮の弾道ミサイル技術に関し「サリンを弾頭につけて着弾させる能力を保有している可能性がある」と述べるなど、朝鮮への先制攻撃をけしかけていることにも批判がつきつけられた。

 昨年、沖縄・高江の座り込みに参加したという女性は自らの思いを歌に込めたいと、『芭蕉布』『安里屋ユンタ』『てぃんさぐぬ花』の3曲を雨の夜空に響かせた。

 参加者は「トランプ政権の朝鮮に対する軍事挑発を許さないぞ」「安倍政権の戦争国家づくりを許さないぞ」「外交的平和的解決を図れ」とシュプレヒコールをぶつけた。

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