2017年05月19日 1477号

【大阪/森友関与辞任せよ=^市民・野党総結集の場】

 同日、大阪の「憲法こわすな!5・3おおさか総がかり集会」は1万8千人以上で扇町公園が埋め尽くされた。子ども連れの家族参加もあり、平和と民主主義を求める市民や団体総結集の場となった。

 「月桃の花」歌舞団の勇壮なエイサーからスタート。野党共闘は今年も健在だ。4野党の代表が壇上でがっちり手を握り「アベ政治を終わらせよう!」と誓い合う。「森友疑惑に政権の関与は明らか。自身が明言したように辞めてもらおう」(社民党・福島みずほ参議院議員)など、国会と市民の運動をつなぐ各政党の力強い発言が行われる。

 市民のアピールも続く。関西市民連合の女性は「黙ることは自分の未来をあきらめること。声をあげ続ける」、ママの会からは「どうせ変わらないと諦めている周りを変えていこうとママ目線で学習を重ねている」。宮古島出身の女性は、新たに宮古、八重山など沖縄が本土防衛の捨て石≠ノされようとしている危険性を訴える。ジャーナリストの西谷文和さんは戦争で軍需産業が儲ける構図を指摘し、「忘れない、諦めない、騙されないこと」と強調した。

 デモでは沿道の市民に「戦争したがる安倍はヤメロ!」「共謀罪は今すぐ廃案!」と訴え、ZENKOの替え歌アピールも注目を集めた。

 関西では、京都2800人、神戸1200人をはじめ各地で共闘集会が広がった。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS